【トヨタ BMW 協業開始】内山田副会長、21世紀のミッドサイズスポーツを

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ86を女性目線でカスタムした「86×style Cb」(東京オートサロン13)
トヨタ86を女性目線でカスタムした「86×style Cb」(東京オートサロン13) 全 4 枚 拡大写真

トヨタ自動車の内山田竹志副会長は、BMWとの共同開発に向けたフィージビリティ・スタディを始める新型「スポーツカー」について、「どういうクルマになるかは未定だが、私としてはミッドサイズで、21世紀にふさわしいスポーツカーの開発をお願いしたい」と述べた。

両社のスタディは2013年中に完了させる計画で、それまでに新モデルのコンセプトを決める。プラットホーム(車台)は共用化する。

内山田副会長は「両社が力を合わせてスポーツカーにふさわしいパワートレインを開発したい。デザインはまったく別だが、私としてはドライビングポジションなんかも共通化したい」と、両社の”融合”を図ったモデルにしたいとの意向を示した。

BMWグループのヘルベルト・ディース上級副社長は「それぞれ異なったクルマになるが、アーキテクチャー(設計思想)や技術は共有する」と述べた。また、「今回の協業契約で開発する技術も生かしたい」とし、軽量化などの共同開発技術も新モデルに反映したいとの考えを述べた。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. コメリが洗車グッズの新商品を発売、撥水力2倍のカーワックススプレーなど4アイテム
  3. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  4. 不適切利用47%、カメラ式駐車場管理システムで判明…熊野白浜リゾート空港
  5. 『ジムニー/ジムニーシエラ』のコックピットをかっこよく進化! 簡単取付けのデジタルメーターが新発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る