フォードのベルギー工場、生産再開…ストライキ終結

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米国の自動車大手、フォードモーターの欧州生産拠点、ベルギー・ヘンク工場。従業員のストライキで稼働を停止していた同工場が、3か月ぶりに操業を再開したことが分かった。

フォードモーターは2012年10月、欧州における生産体制の見直し計画を発表。欧州の信用不安を受けて新車販売が落ち込んだため、生産調整の必要に迫られたためだ。そして同社は、ベルギーのヘンク工場を閉鎖することを決断する。

しかしこの計画に、同工場の労働組合が反発。従業員はストライキに突入した。2012年10月末から、同工場の生産はストップする状況が続いていた。

2013年1月上旬、フォードモーターと労働組合は、ストライキを終わらせることで合意。その詳しい合意内容は明らかになっていないが、同工場では3か月ぶりに生産を再開している。

なお、ベルギーのヘンク工場は2014年末までに、生産を終了する予定。ベルギー工場閉鎖に伴い、新型『モンデオ』『S-MAX』、『ギャラクシー』の生産は、スペインのバレンシア工場へ移管する計画だ。

《森脇稔》

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