東海ゴム第3四半期決算…自動車向け好調

自動車 ビジネス 企業動向
東海ゴム(webサイト)
東海ゴム(webサイト) 全 1 枚 拡大写真

東海ゴム工業が発表した2012年4~12月期(第3四半期)の連結決算は、売上高が前年同期比8.2%増の1935億7100万円、営業利益が同18.0%減の620億円、経常利益が同17.1%減の644億7000万円の増収減益となった。

主要取引先とする自動車業界は、新興国や米国でおおむね販売が好調に推移したほか、国内でも政府の環境対応車普及策である「エコカー補助金」効果で自動車生産台数が前年同期比でプラスになった。一方で、円高による輸出コストの増大や、領土問題に伴う反日感情の悪化による中国市場でのシェア低下などが業績を圧迫した。

このような状況下で、同社グループは、グローバルでの製造・販売網拡充による新規市場参入とシェア拡大に取り組むとともに、原材料・部材の調達経費圧縮や国内拠点の集約、物流システムの効率化などコスト削減策を推進し、収益力の高い経営体質の構築に注力した。、四半期純利益は23.8%増の352億7000万円と大幅増益となった。

通期業績見通しは前回予想を据え置いた。

《村尾純司@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. 日産の高級部門インフィニティ、3台の新型コンセプトカーを世界初公開へ…モントレーカーウィーク2025
  3. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  5. BMW『3シリーズ』が50周年! 日本だけの限定車発表に、SNSでは悲喜こもごも?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る