宇宙から見た地球…北極へのゲートウェイ[動画]

宇宙 科学
ノバイア・ゼムリア・アーキペラゴ
ノバイア・ゼムリア・アーキペラゴ 全 6 枚 拡大写真

欧州宇宙機関(ESA)はウェブTVの「宇宙から見た地球」シリーズで、「北極へのゲートウェイ」と題した動画を公開した。

この2012年3月19日にエンビサット観測衛星が撮影した映像は、ノバイア・ゼムリア・アーキペラゴの延長された島を左に、ロシア本土北西部を右に、氷に被われたカラ海を中央に、そしてバレンツ海を島の西海岸の向こうに見せている。

完全な北極圏に位置するノバイア・ゼムリアはウラル山脈の延長で、平均気温は1月の-22度から7月の6度の幅を持つ。北極グマや北極キツネが、カモメを含む様々な鳥と共にこのあたりに生息している。

ノバイア・ゼムリアは北極探検において重要な拠点であり、ロシアは1800年の中頃より科学ステーションを有している。

ポーランド人のエンジニア、イアン・ナゴルスキーが、1914年にノバイア・ゼムリア北西部から飛行機で北極を探索した最初の人である。

北極の厳しい環境は探検を困難にするが、今日、人工衛星が海氷の範囲といった北極地方の情報を提供し、ナビゲーションやコミュニケーションを楽にしてくれる。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る