【三菱 アウトランダー PHEV 発表】EVモードで走行距離60.2kmを実現[写真蔵]

自動車 ニューモデル 新型車
三菱・アウトランダー PHEV
三菱・アウトランダー PHEV 全 30 枚 拡大写真

三菱自動車は、EV派生型の「プラグインハイブリッドEVシステム」を搭載した新型『アウトランダーPHEV』を、1月24日より発売開始した。

アウトランダーPHEVは、『i-MiEV』で培ったEV技術、『ランサーエボリューション』で鍛えた4WD技術、『パジェロ』で築いたSUVのノウハウを結集した、自分で発電する電気自動車であり、SUVタイプとして世界初のプラグインハイブリッド車だ。

充電電力使用時の走行距離は60.2km(JC08モード)を達成、日常生活はほぼEVとして使用可能なほか、航続可能距離(同)は897kmとエンジン車と同等の距離を確保しており、長距離移動やアウトドアレジャーなどSUV本来の用途にも最適な仕様となっている。

また、走行状況やバッテリー残量に応じて、最適な走行モードを自動で選択。外部充電による電力の活用、効率の高い領域でのエンジン運転、減速時のエネルギー回収などによりガソリンの消費を極力抑えて、プラグインハイブリッド燃料消費率(複合燃料消費率)67.0km/リットル(同)、ハイブリッド燃料消費率18.6km/リットル(同)を達成した。

そのほか、「ツインモーター4WD」による優れた走行性能や、最大1500Wの電気が取り出せる「100V AC電源」、エンジンで発電して停車中・走行中に充電できる「バッテリーチャージモード」など、大容量バッテリーによるユニークな機能などを搭載。EVの優れた環境性能や静粛性、4WDによる走行安定性や意のままの走り、SUVならではの充実したユーティリティを融合したモデルとした。

商品展開は、実用装備の「G」、先進安全技術「e-アシスト」を標準装備した「G セーフティパッケージ」、さらにカーナビゲーション等を追加した「G ナビパッケージ」、「ロックフォードフォズゲート プレミアムサウンドシステム」や本革シート等の快適装備も充実した「G プレミアムパッケージ」と、装備を厳選した「E」の計5グレード構成となる。なお、先進安全技術「e-アシスト」は、「G セーフティパッケージ」から標準装備。「G」との価格差を9万5000円に抑え、買い得感のある安全装備とした。

価格は、332万4000円から429万7000円。エコカー減税(免税)及び2012年度クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金(上限額43万円)の対象車となっており、補助金が適用された場合の実質的な車両本体価格は289万4000円からだ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 洗車で「水シミZERO」、水道に取り付けるだけで純水を生成…サンコーが発売
  2. フィアット『デュカト』2台をひとつに、キャンピングカー製造を効率化…独キャラバンサロン2025
  3. スズキ『アルトラパン』が10年目のビッグマイチェン! 開発者が語る「長く愛される理由」と、それでもデザインを大刷新したワケ
  4. VW『T-Roc』新型、全車マイルドハイブリッドに…全長120mm拡大で快適性向上
  5. 「マークXの面影が…」タイで発表された新型「ヤリスセダン」がかっこいいと話題に!「教習車にも」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る