【AMAスーパークロス第4戦】チャンプの巻き返し成るか?

モーターサイクル エンタメ・イベント
ライアン・ビロポト、デビ・ミルサップス
ライアン・ビロポト、デビ・ミルサップス 全 9 枚 拡大写真

AMAスーパークロスの第4戦が、1月26日にオークランドで開催された。

1週間前に行なわれた450SXクラス第3戦では、最初の2戦で苦戦したディフェンディング・チャンピオンのライアン・ビロポトが予選から力強い走りを見せ(約0.5/ラップ他のライダーより速かった)、決勝でも危なげの無い安定した走りで強さを見せつけた。

ビロポトに挑むのは、わずか1年前の酷い怪我からカムバックを果たしたトレイ・カナードで、まだ勝利こそないものの彼はいつ勝利してもおかしくないラップを保っている。

現在チャンピオンシップ・ポイントでトップを走るデビ・ミルサップスは初戦の勝利はまぐれだ、などと言われたが、スタートダッシュの良さと堅実なミスの少ないレース運びで、確実にポイントを稼いでいる。

ミスター・コンシスタント(安定)という異名を持つオージーのチャド・リードは、チームがバイクのセットアップに苦しんでいるにも関わらず、決して悪いレースをすることがなく地道にポイントを稼いでいる。

速さでは定評のあるジェームス・スチュアートはこれまでのところ膝の故障に苦しみ、結果を出せていない。ラップ数の少ない予選やヒートレースでは速さを見せつけるが、20ラップの決勝ではトップ10に入るのがやっとといったところ。

250SXクラス西地区ではもはや予想の必要もないほど、イライ・トマックがこれまでの3戦を完全に牛耳っている。彼の速さはもはや疑いようも無く、その存在を脅かす可能性があるとすれば、ルーカス・オイル/TLD/ホンダのコール・シーリーとケン・ロクゼンの2人で、250SXクラスではこの3人が紛れもなくエリート・クラスと言って良いだろう。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る