メルセデスベンツ日本は1月17日、新型『Aクラス』発表、同日から販売を開始した。同社の上野金太郎社長が「名前以外はすべてを一新した」と語る新型Aクラス。日本ではアニメを使ったプロモーションが話題になった同車の見積もりをとってみた。
新型Aクラスのボディサイズは全長4290mm×全幅1780mm×全高1435mm、ホイールベースは2700mm。ベースモデル比で全長は405mm延長されたが、 全高は160mm低められた。BMW『1シリーズ』や、すでに欧州デビューしているフォルクスワーゲン新型『ゴルフ』やアウディ『A3スポーツバック』などに近い、いわゆるCセグメントとなる。
今回見積もりをとったのは、1.6リットルの直列4気筒直噴ターボ(122ps/20.4kgm)を搭載したベースグレードの「A180 ブルーエフィシェンシー」。ベースグレードではあるが、17インチのアルミやレザーツインシート(クロスと人工皮革のコンビシート)、7インチディスプレイ&COMANDシステム、スタビリティコントロール、リアカメラ、クルーズコントロールなどが標準で付くなど装備は充実している。外装色には新色のメタリックブルーを選択したが、それ以外は最低限の装備にとどめた。
今回の支払総額は326万4360円。値引きは5万円程度が堅実なところだろう。納期は、希望の車体色や装備が初期ロットにあれば、3月上旬には納車できる可能性が高い。しかし、初期ロットに無ければオーダーとなるため5月前後になる見込みという。
見積もりを頼んだ車の詳細は以下の通り。
メーカー:メルセデスベンツ
車種:A180ブルーエフィシェンシー
トランスミッション:7AT
外装色:サウスシーブルー(6万3000円)
内装色:レザーツイン/ブラック
付属品:ETCセットアップ(5650円)
HDDナビゲーションシステム(17万6400円)
フロアマット(2万7300円)
取付工賃総額(2万2050円)
見積もり内容は以下の通り。
車両本体価格:284万円
付属品:29万4400円
自動車税(3月):6500円
自動車重量税:5600円
自動車取得税:3万1100円
自賠責保険料(37ヶ月):3万5390円
預かり法定費用:6240円
リサイクル預託金額合計:19450円
車庫証明手続代行費用:1万9900円
検査登録手続代行費用:3万4400円
納車費用:2万1000円
リサイクル資金管理料金:380円
予想値引額:5万円
支払総額:326万4360円
参考:想定される競合車の車両本体価格
アウディ A3スポーツバック:308万円
BMW 116i:308万円
VW ゴルフ コンフォートライン・マイスターエディション:279万円