新疆南路を行く(16) ルンタイ 西気東輸の出発点

エマージング・マーケット 中国・東アジア
新疆南路を行く(16) ルンタイ 西気東輸の出発点
新疆南路を行く(16) ルンタイ 西気東輸の出発点 全 4 枚 拡大写真

(3)   ルンタイの街

【画像全4枚】

今日はクチャを離れ、コルラに向かう。高速道路の一本道だと思っていたが、途中で街へ入る。あれ、と思っていると、そこはルンタイ。普通話ではタイヤという意味か。どんな街なんだ。街中へ入ると、漢族中心の街だった。

何と街の真ん中に中国の国有中央企業の巨大なビルが建っていた。説明を聞くと、「この街は実は西気東輸(中国西部の天然ガスを中国東部沿岸地域に輸送する)の西部の出発地点。普通の人はコルラが一大拠点と言っているが、本当はルンタイから」という。工業団地を車で回ってみたが、確かにエネルギー関係の企業が点在している。現在かなりの建設が行われており、将来的には更に大きな施設が出来ていくと思われる。

ここでもJ教授のお知り合いを訪ねた。ウイグル族、地元で働いている。彼の自宅に招かれ、ランチをご馳走になる。我々には同じような肉に見えたが、羊より柔らかく、美味しい。聞けば、「子ヤギの肉」とのこと。この地方ではヤギは子ヤギしか食べないそうで、子ヤギは貴重、贅沢なご馳走だった。有難い。

 
日本経済研究所月報 コラム 「アジアほっつき歩る記」 第8回「南新疆の漢族化」

この家は普通の団地の一室。地方政府の役人に割り当てられたもののようだが、十分に広く、周囲には緑も多く、快適な環境であった。ただ漢族の増加がどんどん進んでおり、ウイグル族などにとっては、住環境とは裏腹に住み難いものになっているかもしれない。

《須賀 努》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. モデリスタが市販予定の2台初公開へ、アルファードとレクサスがベースの可能性…東京オートサロン2026
  2. 自転車の指導取締り、重点的に行なう場所と時間帯はわかっている…2026年4月から青切符導入
  3. トヨタ、航続600km超えの新型EV『C-HR+』英国発売へ…約730万円から
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  5. 【ヤマハ YZF-R9 試乗】R1とR7の間を埋めるだけじゃない、スーパースポーツの価値を変える存在だ…伊丹孝裕
  6. 雪道走行の注意、ノーマルタイヤ車のスタックで高速通行止め
  7. 『頭文字D』30周年記念、「ハチロク」最終仕様が18分の1ミニカーに…東京オートサロン2026で販売
  8. 2026年注目の新型車:『ハリアー』&『ラガー』…2025年のスクープ記事ベスト5
  9. メルセデスベンツ『GLC』新型、米国初公開へ…CES 2026
  10. フリードをエモさ満点の理想形に!どこか懐かしくて新しい、ダムド『フリード アイソレーター』で日常が冒険にPR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る