韓国ルノーサムスン、成長計画発表…新型車を積極開発

自動車 ビジネス 企業動向
ルノーサムスン SM3 Z.E.
ルノーサムスン SM3 Z.E. 全 2 枚 拡大写真

韓国のルノーサムスン(ルノー三星自動車)は1月25日、韓国で記者会見を開き、今後の成長計画を明らかにした。

これは、ルノーサムスンの地元韓国を含めた世界新車販売が、落ち込んでいることを受けての対応。2012年の同社の世界販売は、6万5691台。前年比は44.4%減と大幅な減少だった。

今回公表された成長計画では、新型車の積極的な開発がメイン。ミドルセダンの『SM5』に関しては、ルノーサムスンが欧州向け以外の開発を主導。SUVの『QM5』も、グローバル市場向けモデルをルノーサムスンが主体となって開発する。

また、韓国国内での市場シェアを、10%へ回復させる目標を提示。そのために、品質を最も重視する。2013年末までに、韓国内にカスタマーセンターを14カ所増やし、500拠点体制とする計画だ。

さらに、韓国国内の工場の部品現地調達率を、2012年のおよそ70%から、2013年末までに80%に高める。ルノーサムスンによると、2012年はサプライヤーとの関係を強化した効果で、2000以上の部品を韓国国内企業から調達したという。

ルノーサムスンのフランソワ・プロボCEOは、「ルノーサムスンは2013年、韓国と世界で変革を遂げる。ルノーグループのアジア太平洋市場での成長に貢献していく」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る