カタールHD、マレーシアで100億米ドルの投資を計画

エマージング・マーケット 東南アジア

カタール政府系の投資ファンド、カタール・ホールディングは、マレーシアにおいて100億米ドル(308億リンギ)の投資を計画している。

クアラルンプールで行われたハロッズホテルの着工式に出席したフセイン・アリ・アル・アブドゥラ副会長が29日明らかにした。石油化学、金融、小売、不動産開発、ホテル事業の拡張へ投資を行う予定だという。ジョホール州で行われているペンゲランの総合石油コンプレックス(PIPC)などのプロジェクトへ向こう3-4年かけて5億米ドル(154億リンギ)以上の投資を検討しており、現在協議を進めている。ジョホール州には大きな可能性を見いだしており、石油化学以外の産業への投資も検討している。

8100ヘクタールの敷地面積を持つPIPCでは、製油所、ナフサ分解プラント、石油化学プラント、液化天然ガス(LNG)の輸出ターミナル、再ガス化プラントが建設される予定だ。2016年の運転開始を予定している。総投資額は1700億リンギとなると見られている。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  6. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  7. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  8. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  9. 軽EV市場に新顔登場、ホンダ『N-ONE e:』と競合する車種
  10. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る