ホンダ第3四半期決算…四輪車売上回復で営業利益が2.4倍増

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ホンダが発表した2012年4〜12月期(第3四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比242.4%増の4088億円と大幅な増益となった。

売上高は同28.7%増の7兆1329億円と大幅増収となった。四輪車の売上げ台数は、東日本大震災、タイにおける洪水からの回復により増加。同42.9%増の298万1000台となった。二輪車の売上げ台数は北米やアジアが好調で、同5.8%増の1153万2000台と伸びた。汎用用パワープロダクツ事業も北米、アジアが増加し、同7.8%増の410万8000台だった。

収益では、販売費及び一般管理費や研究開発費の増加などはあったものの、売上変動及び構成差に伴う利益増やコストダウン効果などにより大幅に改善。税引前利益は同137.8%増の3908億円、当期純利益は同108.3%増の2913億円となった。

通期連結業績の見通しについては、直近では円高修正局面にあるものの、引き続き厳しい市場環境の中、主に四輪車の販売が欧州や中国などで減少したことにより、営業利益は5200億円と据え置いた。また、年末来の急激な円安による為替予約の時価評価損などを織り込み、当期純利益の見通しを3750億円から3700億円に下方修正した。

《纐纈敏也@DAYS》

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