韓国のサンヨン(双竜)自動車は1月30日、新型『ロディウス』(一部市場では『スタヴィック』)の概要を明らかにした。実車は3月、スイスで開催されるジュネーブモーターショー13で初公開される。
ロディウスおよびスタヴィックは、サンヨンの大型ミニバン。「A150」と呼ばれる開発プロジェクトの市販版だ。地元韓国には、『コランド ツーリスモ』のネーミングで投入予定。
デザインのキーワードは、力強さ、プレミアム、スペシャルティ。ダイナミックかつ洗練されたデザインを提示する。また、オフロード、オンロードの両面で、高い走破性を追求。同社によると、ビジネス、レジャー、旅行など、シーンを問わない機能性も備えているという。
搭載エンジンは、3.2リットルのガソリンと2.0リットルのディーゼル。2013年の早い時期に、グローバル市場で発売する計画だ。
もともと1954年、商用メーカーとして創業後、1986年に双竜グループに買収。その後、韓国の大宇、中国の上海汽車と目まぐるしく親会社が変わった後、2009年1月に経営破綻。2010年、インドのマヒンドラ&マヒンドラ社の傘下に入り、再出発したのがサンヨン自動車である。