NASAのデータ通信人工衛星TDRS-K、打ち上げ成功
宇宙
テクノロジー

2分18秒のビデオでは、打ち上げのカウントダウンから、1.8Gで加速するロケットのブースターポンプのプレッシャーなどをモニターする様子までが確認できる。
TDRS-Kは地球軌道を周回する通信衛星で、音声やテレメトリーといった情報を、宇宙船や軌道衛星、地上のコントロール・ステーションの間でリレーするシステム。これには国際宇宙ステーションやハッブル宇宙望遠鏡とのコミュニケーションも含まれる。
現在のところ約30年前に打ち上げられた最初の1機を含む10機のデータ通信衛星が軌道を周回しており、今回のTDRS-Kが加わることによって、より継続的なコミュニケーションを行なうことが可能となる。
《河村兵衛》