ホンダの米国法人、アメリカンホンダは2月1日、1月の新車販売の結果をまとめた。総販売台数は9万3626台。前年同月比は12.8%増と、9か月連続で前年実績を上回った。
ホンダブランドの乗用車系では、『アコード』が2012年9月半ばに新型を発売した効果で、2万3924台を販売。前年同月比は75.2%増と、大幅増を維持する。一方、『シビック』は大幅改良モデルの発売を控え、前年同月比は横ばいの2万1881台にとどまる。
ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、主力車種の新型『CR‐V』が、1万7809台を販売。前年同月比は6.1%減と、マイナスに転じた。日本仕様とは異なる北米専用ミニバンの『オデッセイ』も、6760台にとどまり、前年同月比は2%減と、2か月連続で前年実績を割り込む。
アキュラブランドでは、主力セダンの『TL』が前年同月比34.4%減の1497台と、4か月連続の前年実績割れ。『TSX』も41.5%減の1326台と、7か月連続のマイナスだ。SUVでは、新型を発売した『RDX』が181.6%増の2489台と好調。『MDX』は10%減の2575台と減少に転じた。
アメリカンホンダのジョン・メンデル副社長は、「新型アコードの販売が引き続き好調。いまだかつてない強固なラインナップによって、2013年は素晴らしい1年になるだろう」と述べている。