日本精工第3四半期決算…産業機械事業低迷で大幅減益

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日本精工が発表した2012年4~12月期(第3四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比32.2%減の224億9600万円と大幅減益となった。

産業機械事業は、日本では中国の景気減速に伴い、前期まで堅調であった工作機械や建設機械向けの売上が減少。中国ではアフターマーケット及び工作機械向けが減少した。売上高は同16.4%減の1619億9600万円となった。

自動車事業は、自動車軸受及び自動車部品共に増加した。地域別にみると、日本では期前半の東日本大震災後の自動車生産の回復やエコカー補助金の効果などにより売上が増加した。欧州では依然として市場の低迷により売上が減少した。タイでは自動車購入促進策などによる自動車販売増があり自動車軸受及び電動パワーステアリングが増加した。売上高は同13.0%増の3582億3700万円となった。

経常利益は、同29.8減の218億6200万円、当期純利益は同33.0%減の135億300万円となった。

通期業績見通しは、前回予想を据え置いた。

《村尾純司@DAYS》

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