ボーイング社は1月30日、リレー通信衛星『トラッキング・アンド・データ・リレー・サテライト(TDRS)-K』から送信された、周回軌道からの最初のシグナル受信に成功したと発表した。
これによりTDRS-Kは正常に機能していることが証明され、その内部エンジンを使って静止地球軌道まで到達する準備が完了した。そして最終的な周回軌道まで達した後、NASAによるNASAと他の宇宙プログラムの為に最重要となる通信リレーサービスの役割を担う前に、3ヶ月に渡るテストと測定を受ける予定である。
TDRS-Kはボーイング社の開発した他の3機のTDRS衛星と合流することとなる。同衛星は増大したペイロード、強化された推進力と動力が特徴で、信頼性に優れた広帯域通信を提供する。