JR東日本は、海外鉄道プロジェクトに関する情報収集やマーケティング強化を目的に、ブリュッセルとシンガポールに事務所を新設すると発表した。
同社は昨年10月に策定した「グループ経営構想V~限りなき前進~」で、グローバル化など「新たな事業領域への挑戦」を掲げ、海外鉄道プロジェクトへの積極的な参画を掲げている。海外鉄道プロジェクトに関する情報収集やマーケティングを強化するため、ブリュッセル事務所を欧州における事業拠点とするとともに、アジアにおける拠点としてシンガポール事務所を設置する。
2月1日付けで現地に支店登記したブリュッセル事務所は、人員5人で、欧州における鉄道事業に関する情報収集、市場調査、広報活動、資材取引先の開拓などを行う。
3月15日に開設するシンガポール事務所は人員が4人で、アジアにおける鉄道・生活サービス事業に関する情報収集、市場調査、広報活動などを行う。