【ジュネーブモーターショー13】オペルの新世代コンパクト、アダムに「ロック」…クロスオーバー提案

自動車 ニューモデル モーターショー
オペル アダム ロックの予告スケッチ
オペル アダム ロックの予告スケッチ 全 3 枚 拡大写真

GMの欧州部門のオペル/ボクスホールは2月6日、スイスで3月に開催されるジュネーブモーターショー13において、コンセプトカーの『アダム ロック』を初公開すると発表した。

『アダム』は2012年9月、パリモーターショー12で発表されたオペルの新世代コンパクトカー。ターゲットは、MINIのハッチバックやフィアット『500』だ。

ボディサイズは全長3700mm、全幅1720mm、ホイールベース2311mm。MINIのハッチバックと比較すると、アダムの全長は23mm短く、ホイールベースは156mmコンパクト。フィアット500との比較では、アダムの全長は154mm大きい。欧州のデザインチームが手がけたアダムの3ドアハッチバックボディは、特徴的なルーフデザインが目を引く。

インテリアは4シーターの設計。ボディカラーと同じ色をステアリングホイールやシフトレバー、サイドブレーキレバーにアクセントとして使うなど、若いユーザーを意識した演出が施された。

ジュネーブモーターショー13で初公開されるアダム ロックは、アダムの派生車を示唆したコンセプトカー。「ロック」(岩)の車名が意味する通り、多少のオフロードを走行可能なクロスオーバー車を提案する。

オペルはアダム ロックを、「アーバンミニクロスオーバー」と表現。現時点では、ティーザースケッチが公表されているだけだが、アダムに対して車高を若干引き上げ、専用バンパーや樹脂製オーバーフェンダーを装着。また、キャンバストップを採用。オープンエアも楽しめる設計としているのが見て取れる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  5. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る