1月のクライスラー米国販売、16%増…34か月連続の前年超え

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米国自動車大手、クライスラーグループは2月1日、1月の米国新車販売の結果をまとめた。総販売台数は11万7731台で、1月としては2008年に次ぐ記録。前年同月比は16%増で、34か月連続で前年実績を上回った。

1月販売の結果をブランド別で見ると、「クライスラー」が前年同月比18%増の2万0696台、「ダッジ」が37%増の4万3227台、「ラム」が14%増の2万0987台。一方、「ジープ」は4%減の3万0318台と、4か月連続で前年実績を割り込んだ。

クライスラーブランドでは、ミニバンの『タウン&カントリー』が、前年同月比16%増の6525台と2か月ぶりに増加。『300』も7%増の5325台と引き続き好調だ。『200』は26%増の8846台と、4か月ぶりに回復。

ジープブランドでは、『グランドチェロキー』が前年同月比4%増の1万1065台と堅調。『ラングラー』も8854台を売り上げ、前年同月比は12%増と好調が持続する。しかし、『リバティ』(日本名:『チェロキー』)は、70%減の2035台と引き続き落ち込む。

ダッジブランドでは、ミニバンの『キャラバン』が前年同月比39%減の4965台と後退。『アベンジャー』は69%増の9628台と好調だ。新型小型セダンの『ダート』は、7154台と好調な立ち上がり。ラムブランドでは、大型ピックアップトラックの『ラム』が、14%増の2万0474台を販売している。

ダッジブランドのレイ・ビッグランド社長兼CEOは、「34か月連続の前年実績超え。2013年、我々のラインナップは過去最強となる」と述べている。

《森脇稔》

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