スズキ鈴木副社長、一方的に円安とは…

自動車 ビジネス 企業動向
スズキ・ワゴンR FXリミテッド
スズキ・ワゴンR FXリミテッド 全 2 枚 拡大写真
スズキは2月7日に第3四半期決算を発表するとともに、20013年3月期通期の連結業績予想を上方修正した。営業利益は従来比100億円多い1300億円(前期比9%増)とした。

円安に伴う前提為替の変更によるもので、インドルピーを中心とした差損の減少が営業損益段階で140億円の改善効果となる。一方で販売構成の悪化に伴う減益要因を40億円見込んだ。

純利益の予想は従来の700億円(同30%増)を据え置いた。米国4輪事業の整理などに伴う特別損失155億円を計上したことによる。東京で会見した鈴木俊宏副社長は、今回の業績改善の要因となった円高の是正見通しについて、「円安傾向といってもここ2か月のこと。一方的に円安方向に行くといった判断はまだできない」と、慎重な構えを示した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  4. 顔が激変! BMWの最小SUV『X1』改良新型、ノイエクラッセ導入へ…プロトタイプを初スクープ
  5. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る