増収増益のスズキ、それでも喜べない事情

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スズキ本社
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スズキは2月7日、2013年3月期第3四半期決算を発表した。それによると、4月~12月の売上高は1兆8228億円(前年同期比1.4%増)、営業利益が929億円(同5.9%増)、当期純利益が484億円(同19.2%)と増収増益。しかし、それを喜べない事情があるのだ。

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というのも、二輪事業が100億円の営業赤字になっているためだ。ホンダのそれはしっかりと利益を上げ、会社の業績に大きく貢献しているが、スズキは全く逆。足を引っ張っている格好なのだ。

しかも、2009年3月期以降、5期連続の赤字という状況。もっとも四半期ベースでは、2012年第1四半期、第2四半期、第4四半期と営業黒字を達成しているが、その額はそれぞれ3億円、4億円、4億円で、第3四半期が35億円の営業赤字だったため、通期で黒字を達成できなかった。

今回の記者会見でも、「二輪事業をどうしていくのか」という質問があった。これに対して、鈴木俊宏副社長は「確かに赤字が続いていて、ホンダやヤマハに比べてだいぶ遅れている。これだけ開いた差を挽回するには、思い切ったことをやらなければいけない」と厳しい表情で説明する。

現在、反転攻勢をするために投資を行っており、そのために赤字が続いている面もあるという。「早く売れるモデルをつくり、現地での営業力を上げていく取り組みをやっていく」と鈴木副社長は強い口調で話した。

《山田清志》

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