全日空の787も熱暴走…運輸安全委員会
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全日空機のバッテリーは内部が焦げており、運輸安全委はコンピューター断層撮影(CT)を実施、さらに分解して調べたところ、8個のセルすべてが熱による損傷が見られたという。その損傷はセルごとに異なり、内部から熱を発して膨らんだセルもあったという。
この現象について、運輸安全委は、一つのセルの熱が、近接するセルに波及して制御がきかなくなる熱暴走状態があったとみている。
またバッテリーの金属製容器自体が、静電気を帯びることを防ぐアース線も断線していたという。このアース線はバッテリー本体には接続していない。
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