【ギフトショー春13】7つの形に変身、ソーラーで動く工作ロボット…4月発売

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イーケー・ジャパンのソーラーで動く工作ロボット「スペースロボ7」(ギフトショー春13)
イーケー・ジャパンのソーラーで動く工作ロボット「スペースロボ7」(ギフトショー春13) 全 5 枚 拡大写真

「東京インターナショナル・ギフト・ショー春2013」にはさまざまな商品が展示されている。その中で、エコを切り口におもちゃを製造しているのがイーケー・ジャパン(本社・福岡県大牟田市)だ。

しかも、エコおもちゃは風力発電や燃料電池、ソーラー発電を利用して動くのだ。例えば、「エコライダー」(1260円)と名付けられた商品は、風を受けるとプロペラが回り、LEDライトが点灯するという仕組みだ。「これは子供たちに非常に人気で、自転車につけて楽しんでいます」と同社関係者は話す。風の量によって、ライトの明るさが変わってくるので、風力発電の仕組みを自然と勉強できるという。

また、「マグネシウム燃料電池カー」はガソリンを給油する要領で塩水を入れると、化学反応を起こして発電し、動き出すのだ。1回の“給塩水”で約15分走り続けるそうだ。このシリーズはこのミニカーのほかに、「4WD燃料電池カー」(1995円)とクモ型ロボット「アクア・スパイダー」(1575円)の2種類がある。

これらのエコおもちゃは、地元で学校の教材としても利用されていて、非常に注目されているとのこと。そして、4月下旬にはソーラー発電を利用した「スペースロボ7(セブン)」という新商品を発売する。これは、部品を組み合わせ方によって、ロボットや人工衛星、スペースシャトルなど7つの形に変身し、しかも光を当てると動き出す。価格は2415円で、「うちは小ロット生産で多くつくれないので、年間1万5000個ぐらい売れればいいと考えています」と同社関係者。

その次の新商品も6月上旬に予定されていて、それはソーラーハウスと車を組み合わせた「エコエコレーサー」というものだ。ソーラーハウスで発電した電気が車に充電される仕組みになっていて、家から車を離すと、車が動き出すのだ。価格は1890円で、このペンギンバージョンも同時に発売される予定になっている。これはペンギンが家から離れると、とことこ歩き出すそうだ。

「うちのおもちゃは分解して、なかの仕組みも学べるようになっているのが多いので、子供の科学の学習に非常に役立つのではないかと考えています。今後もこのようなおもちゃを次々に開発していきたい」と同社関係者は話し、エコおもちゃをさらに充実していく方針だ。

《山田清志》

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