VTホールディングスが発表した2012年4月〜12月(第3四半期)の連結決算は、売上高が前年同期比25.5%増の823億1300万円、営業利益が同10.3%増の45億4100万円。売上高・営業利益・経常利益が、第3四半期としては過去最高を記録した。
日産車の販売状況は前年並みだったが、新規連結子会社の日産サティオ埼玉による増販が寄与し、全体を押し上げた。ホンダ車については『N BOX』をはじめとする軽自動車の販売が好調に推移し、大幅な増販となった。第3四半期連結累計期間の新車、中古車を合わせた自動車販売台数は同31.9%増の4万9394台となった。
経常利益は同10.1%増の44億3200万円、四半期純利益は前第2四半期の特別利益の事業譲渡益13億0700万円がなくなったため、同21.2%減の24億2500万円となった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。