【ベントレー コンチネンタルGTスピード 発表】12気筒モデルはなくならない

自動車 ニューモデル 新型車
ベントレー・コンチネンタルGTスピード
ベントレー・コンチネンタルGTスピード 全 6 枚 拡大写真

ベントレーモーターズジャパンは、同社の基幹モデル『コンチネンタルGT』のハイエンドモデル、『コンチネンタルGTスピード』を発表した。

コンチネンタルGTには、12気筒モデルと8気筒モデルがある。その12気筒モデルについて、ベントレーモーターズジャパンマーケティングPRマネージャーの横倉典さんは、同車試乗会にて、このW型12気筒エンジンは、フォルクスワーゲンが生産しているエンジンを、ベントレー流に改良して搭載したものだと話す。そして、V8エンジンモデルが昨年登場した際、12気筒モデルが消滅するのではという噂について、「このW12エンジンはベントレーのアイコニックなエンジンですので、今後も開発を継続しています。そして、今回のスピードにもこの12気筒をさらに進化させたエンジンが搭載されているのです」とその噂を否定した。

また、このコンチネンタルGTスピードは、単に派生モデルではないとする。「実際のマーケットでは、ユーザーの半分はGTスピードをユーザーは選んでいるのです(先代にもGTスピードモデルはあった)。そういう意味ではメインストリームな、中心的なクルマです」

2世代目となる現行のコンチネンタルGTが登場した際、「初代コンチネンタルGTスピードに乗っていたユーザーは、ダウングレードの買い替えになってしまうことから、躊躇される方もいると聞いています」と横倉さん。また、日本市場でもコンチネンタルGT全体の半分程度はコンチネンタルGTスピードであることから、「非常に大きなマーケットだと考えています」と語った

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る