2月8日、NASAはアメリカ合衆国の東海岸上空にある、NOAAのGOES-13気象衛星がとらえた暴風雪を伴う巨大な冬の嵐の映像を公開した。
この映像は気象衛星が2月6日から8日にかけて、西側の前線が沿岸の低気圧に迫り、二つの低気圧が合併して一つの巨大な冬の嵐を形成する様子を撮影したイメージをアニメーション化したもの。
オハイオ州とテネシー盆地を経てメキシコ湾にまで伸びる西側の低気圧前線と関連する雲、これにバージニア州の東の大西洋上空に登場した低気圧が合流する形でパワフルなノーリスターを作り出す様子が克明に見て取れる。
アメリカ国立気象局はこの合併した嵐が北東の方角へ移動し、ニューイングランドの一部に2~3フィート(61~91センチメートル)の降雪をもたらすと予想している。