【メルセデスベンツ Aクラス 新型発表】リアクォーターから見たデザインに自信

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メルセデスベンツ・A 180 BlueEFFICIENCY スポーツ
メルセデスベンツ・A 180 BlueEFFICIENCY スポーツ 全 18 枚 拡大写真

メルセデス・ベンツ日本から発売が開始された新型『Aクラス』のプロダクトハイライトは、デザインとスポーティネスの2つに集約されるという。

メルセデスは新型Aクラスについて、名前以外のすべてが先代から変わったと強調する。デザインは、ワイドアンドローのスポーティなフォルムとなった。先代と比較し40cm長く、16cm低くなったそのボディをデザインしたのは、『SLS AMG』をデザインしたマーク・フェザーストーンだ。

同社商品企画・マーケティング部の嶋田智美さんは、新型『Aクラス』試乗会場において、「(フェザーストーンは)、フロントマスクは獰猛で艶めかしい野生動物の様だと言っており、実際にも、非常にインパクトのある顔つきです」と話す。具体的には開口部を大きく取ったバンパーや、LEDを用いてアイブロウと呼ばれるデザインアイコンを備えたヘッドライト、メッシュと横方向に伸びるバーを持つフロントグリルがその特徴だ。

また、フェザーストーンによると、サイドのボディデザインにも気を配ったという。離れて見ると、低いルーフからボンネットへと続くシルエットが非常に特徴的で、これによりスポーティなデザインイメージを表現しているとする。

1999年にメルセデス・ベンツのデザイナーになったフェザーストーン自身は、リアクォーターから見たデザインが気に入っていると述べる。「他のどのクルマよりもスポーティで力強い外観を持っているからです。リアスクリーンはヘルメットのバイザーのようで、Cピラーからリアに回り込むショルダーラインは立体的で彫刻のような美しさ。この小さなリアスクリーンと力強いショルダーによって、スポーティさが引き立っているのです」とした。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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