キュリオシティが初の標本抽出ドリルを完了

宇宙 テクノロジー
キュリオシティのドリルで開いた穴
キュリオシティのドリルで開いた穴 全 6 枚 拡大写真

NASAは2月9日、火星を探索中のローバー『キュリオシティ』が、ドリルにより岩の粉末サンプルを採集したことを発表した。

【画像全6枚】

キュリオシティが撮影したこのイメージの中央には、「ジョン・クレイン」と呼ばれる岩に、火星で初めて標本採集ドリルを行うことで作られた穴が映し出されている。

このドリル作業は、キュリオシティの火星での活動開始から182日目に当たる2月8日に行われた。

このイメージはキュリオシティのマーズ・ハンド・レンズ・イメージャー(MAHLI)によってsol 182に取得されたもので、標本が採取された穴は0.63インチ(1.6cm)の直径と2.5インチ(6.4cm)の深さを持つ。これ以前に行われた「ミニ・ドリル」テストによって作られた穴(右)は同じ直径で、0.8インチ(2cm)の深さを持つ。

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  5. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る