アメリカ空軍は2月8日、「今週の写真集」の中で、第2航空機メンテナンス中隊の飛行士が、B-52Hストラトフォートレスの破損したタイヤの下に牽引バーを押し入れる様子を撮影した写真を公開した。
このイメージは、B-52Hストラトフォートレスが、ネバダ州のネリス空軍基地で行われたレッド・フラッグ訓練での4時間のミッションを終えて滑走路に着陸した際にタイヤをバーストさせ、ルイジアナ州のバークスデール空軍基地の第2航空機メンテナンス中隊に所属する飛行士が破損したタイヤの処理に当たっている風景を撮影したものである。
B-52Hストラトフォートレスは、様々なミッションを遂行することのできる長距離重爆撃機で、全翼幅は185フィート(56.4メートル)、全長159フィート4インチ(48.5メートル)の大きさと、7万ポンド(3万1500キログラム)の最大積載量を持つ。
そして1万7000ポンドの推進力を持つ8基のプラット・アンド・ウィットニー・エンジン TF33-P/103 ターボファンを搭載し、650マイル/時(マッハ0.86)の最高速度と8800マイル(1万4162キロメートル)の最長飛行距離を持つこの航空機は、航空機司令官、操縦士、レーダー・ナビゲーター、航空士、電子戦闘士官の5人の乗務員によって運行可能である。