ボーイング、テストフライトでステートメント「何事も無く、平穏だった」

航空 企業動向
ボーイング 787
ボーイング 787 全 4 枚 拡大写真

ボーイングは、787型機のバッテリー作動状況のテストを目的としたフライトテストについてのステートメントを発表した。

【画像全4枚】

同社は787型5号機(ZA005)を使用してフライトテストを実施し、テスト機には、マイク・ブライアン機長とランディ・ネヴィル機長のほか、11人のテスト関係者が搭乗した。午前10時17分(米国太平洋標準時間)に離陸し、午前11時46分(同)に着陸した。乗務員からは「フライトは何事もなく、平穏であった」と報告があったとしている。

今回のフライトテストは、2月9日に実施した2時間19分におよぶフライトテストも含んでおり、今後、数日をかけてテスト結果を分析する。

フライトテストでは、メインとAPU(補助電源装置)の両バッテリーについて、飛行中の状況をモニターした。フライトテストに使用された5号機は、現在使用出来る唯一のフライトテスト機で、搭載した特別の機器により、通常の飛行中でのバッテリーの状況を監視、記録した。

フライト中に収集されたデータは、現在進行しているバッテリーの問題の原因究明調査の一部として取り扱われる。このため、詳細についての公表は控えるとしている。現時点で、これ以上のフライトテストは予定していない。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 「さよなら50cc」歴史に敬意を込めたホンダ公式「50ccバイク」ロゴTシャツ発売
  3. 新型取締機JMA-520/401に対応、セルスターが一体型コンパクトレーダー探知機「AR-225A」を発売
  4. 日産『アリア』改良新型を世界初公開へ、Vモーショングリルのない新デザインに…ジャパンモビリティショー2025
  5. メルセデスベンツ『GLA』次世代型をいち早くプレビュー! 斬新なテールライト装備?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る