路肩の駐車車両に衝突、荷降ろし中の運転者が巻き込まれ死亡

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11日午後8時ごろ、愛媛県今治市内の国道196号で、道路左側の路肩に停車していた軽ワゴン車に対し、乗用車が衝突する事故が起きた。この事故で軽ワゴン車の後部で荷降ろしを行っていた57歳の女性が押し出された自車にはねられて死亡している。

愛媛県警・今治署によると、現場は今治市菊間町付近で片側1車線の直線区間。軽ワゴン車は荷降ろし作業を行うため、対向車線側から進入してきて道路右側(順走車から見ると左側)の路肩に対向するように逆向きで停車。運転していた同市内に在住する57歳の女性は後部で荷降ろししていたところ、進行してきた乗用車が軽ワゴンの左前部に衝突した。

衝突の弾みで軽ワゴンは押し出され、後部にいた女性は自分のクルマにはねられて全身を強打。意識不明の状態で近くの病院へ収容されたが、約7時間後に死亡した。警察は乗用車を運転していた同市内に在住する23歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。女性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。

調べに対して男は「ボーッとしていて、駐車していたクルマの存在に気づくのが遅れた」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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