「江南スタイル」高額ギャラ出所巡り与野党応酬 マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
PSY 江南スタイル(イメージ)
PSY 江南スタイル(イメージ) 全 6 枚 拡大写真

与党連合・国民戦線(BN)が11日にペナン州で開催した中国正月のイベントに「江南スタイル」のPSY(サイ)が出演したことに関連し、150万リンギともいわれる高額ギャラの出所を巡り与野党間の応酬が続いている。

BN側は一切の公金は使っておらず、企業からの献金で賄ったと主張。PSYが所属するスクーターブラウンも、マレーシア政府からギャラは出ていないと説明した。ただ出所については両者共に具体名を明かしていないため、野党連合・人民同盟(PR)側が追求。民主行動党(DAP)のリム・グアンエン書記長(ペナン州首相)は、政府が透明性を維持するためにも出所を公表すべきと指摘した。
同イベントでは、BN総裁のナジブ・ラザク首相がPSYの出演前に「準備はいいか」と呼び掛け、観衆から「YES」の大歓声が上がったが、続く「BNへの準備はいいか」との呼び掛けには「NO」の声が上がり、首相が面目を失う場面もあった。

なおペナンの地場有力紙「光華日報」電子版が行ったアンケートでは、「BNはギャラの出所を公表すべき」との回答が83%で、「必要ない」の17%を大きく上回った。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  6. 公道を走れるレーシングカーに熱視線! SNSでは「激アツ」「カップホルダーあって草」と話題に
  7. DAMD流の“WR-V究極完成形”はこれだ!アメリカンましましな『ダムド WR-V リヴァーブ』に一目惚れPR
  8. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  9. 【ダイハツ ムーヴ 新型】スライドドア採用にカスタム廃止、大胆進化のムーヴ「四角く見せたくなかった」動きのデザインとは
  10. 老舗ミニカー「EBBRO」再始動…ラナエンタテインメントが継承、1/64スケールで新展開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る