東武鉄道は、3月16日から東武スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線などでダイヤ改正を実施すると発表した。
今回の改正では、快速・区間快速の全列車が「とうきょうスカイツリー駅」に停車し、東京スカイツリータウンから日光・鬼怒川・会津方面への利便性が向上する。「とうきょうスカイツリー駅」にはすべての上り特急列車のほか、今回の改正から浅草を10時00分以降に発車するすべての下り特急列車(スペーシア、りょうもうなど)も停車する。
区間快速列車の停車駅を新大平下以北に変更し、浅草~東武日光間で所要時間を平均18分短縮する。
また、東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線直通列車を増発する。平日の朝ラッシュ時間帯と深夜時間帯に上下各1本を増発し、通勤時・帰宅時の利便性向上を図る。土休日も朝の時間帯に上下各1本を増発する。
東京メトロ日比谷線との相互直通運転区間を南栗橋まで延伸する。平日は上り21本、下り24本、土休日は上り23本・下り28本が南栗橋まで直通運転となる。
利用状況にあわせて運行体系を変更する。日光線は特急列車などを除いて終日、南栗橋~新栃木間の区間運転を中心としたダイヤに変更する。伊勢崎線は、館林~太田間の一部列車でワンマン運転を実施し、日中時間帯を中心に館林~伊勢崎間を直通運転する。
このほか、乗客の利用状況にあわせて運転本数・編成両数についても一部変更する。