エアバス、ICAOの騒音基準に賛同、自動でノイズを低減するシステムを開発

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エアバスは、国際民間航空機関(ICAO)の委員会(CAEP)が新しい騒音基準として7デシベル下げることで合意したことについて新技術を開発すると発表した。

ICAOのCAEPによる新しい騒音基準は、2013年にICAO理事会が最終的承認を得て、2017年12月31日に発効する予定。

エアバスでは、新しい騒音基準について民間航空機の環境対策になるとして賛同すると同時に、有害物質の排出量削減と低騒音の航空機を提供するための開発を強化する方針。

エアバスが開発しているNEOとA350XWB航空機は新しい騒音基準に準拠するように設計されている。

また、騒音を低減するための新しいソリューションの開発に注力する。具体的には、人口密集地の上空でノイズを低減するため、推力と飛行経路を最適化する自動騒音軽減システム(NADP)を開発する。

エアバスによるとA380は、離陸時のノイズエネルギーが競合他社の半分で、着陸時のノイズのエネルギーは3~4倍少ないとしている。また、開発中のA350XWBは、現在の基準を16デシベル下回っているとしている。

《レスポンス編集部》

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