【シトロエン DS4 試乗】待望の6AT、その走りはイージーにして機敏…島崎七生人

試乗記 輸入車
シトロン DS4
シトロン DS4 全 7 枚 拡大写真

個性を主張するシトロエンのDSライン。その中核に位置づけられる『DS4』は、手頃なボディサイズ、実用性を備えた、選びやすいモデルだ。

【画像全7枚】

その『DS4』で待たれていたのが、コンベンショナルな6速AT車。『Sport Chic』の気持ちのいい走りが魅力なのは間違いないが、日本仕様のいわば標準車『Chic』には、これまでクラッチペダルレスの6速エレクトロギヤボックスのみの設定だった。健気ではあるがロボットの変速は好みが分かれるところで、トルコンATの追加はやはり気になるところ。

実際の走りは、予想以上の活発さを見せる。新搭載の6速ATは変速が機敏でトルコン式がベースながら、加減速の最中の“直結感”がかなりある。さらに1.6リットルエンジン自体も、6速MT車のエンジンよりさらにパワーを発揮してくれ(スペックも6ps高められている)、イージーにまさに意のままの走りが楽しめる……そんな仕上がりぶりだ。

17インチタイヤを装着する足回りはどうか?というと、エンジン性能に見合ったスポーティな感覚。欲を言えば、ごく低速でのゴツつき感がなくなり、イナすタッチが増せば「これぞコイルバネのシトロエンの乗り味!」と嬉しさが増すようにも思う。

個性的な内外観デザインは、そこここのディテールに発見があり、相変わらず乗る者の気持ちを退屈させない。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★★

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

+ 続きを読む

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダ『CX-60』大規模刷新へ、内外装からエンジンまで…ラージ商品群4車種をテコ入れ
  2. 新型トヨタ『セリカ』、2.0ターボ+4WDで復活か…全貌に近づく
  3. 国産初「1.8ツインカムターボ」搭載、7代目トヨタ『コロナ』の実力【懐かしのカーカタログ】
  4. 三菱『パジェロ』3階層のシリーズ展開へ…軽も登場、壮大なシリーズ化が始まる
  5. 【スズキ ジムニーノマド 新型試乗】ノマドに乗るならやっぱり「ATがオススメ」な理由…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  2. EV・欧州減速=日本が正しかった、では見えてこない欧州市場と中国の戦略[インタビュー]
  3. 【セミナー見逃し配信】※プレミアム・法人会員限定 欧州自動車産業の次の一手、欧州の現場で何が起きているのか~EV減速局面・SDV/AIへの移行・中国勢の浸透~
  4. NITTANのエンジンバルブ技術、インドで実証へ…経産省グローバルサウス事業に採択
  5. CASE革命と電動化、次世代の自動車部品
ランキングをもっと見る