【ジュネーブモーターショー13】シトロエン C3 にハイブリッド エア…圧縮空気で33.3km/リットル

エコカー ハイブリッド
PSAプジョーシトロエンの新世代ハイブリッド技術、「ハイブリッド・エア」
PSAプジョーシトロエンの新世代ハイブリッド技術、「ハイブリッド・エア」 全 1 枚 拡大写真

フランスの自動車大手、シトロエンは2月15日、スイスで3月に開催されるジュネーブモーターショー13において、『C3ハイブリッド エア』のプロトタイプを初公開すると発表した。

C3ハイブリッド エアは、『C3』をベースに、PSAプジョーシトロエンとボッシュが共同開発した新世代のハイブリッドテクノロジー、「ハイブリッド エア」を搭載したプロトタイプ車。その名の通り、空気(圧縮空気)を使ったハイブリッドシステムという点が特徴になる。

システムは、ガソリンエンジン、ギアボックス、モーター、圧縮空気タンクなどで構成。従来のハイブリッドは、二次電池としてニッケル水素バッテリーやリチウムイオンバッテリーを使用してきた。PSAプジョーシトロエンによると、ハイブリッド・エアでは二次電池を使わず、圧縮空気がバッテリーの役割を担うという。

走行モードは3種類。ガソリンエンジンで駆動する「ガソリンモード」、ガソリンエンジンとモーターで駆動する「複合モード」、モーターだけで駆動する「ゼロエミッション車モード」の3種類の走行モードを備える。圧縮空気によって、モーターを駆動しようというアイデアだ。

環境性能は、非常に優秀。C3ハイブリッド エアの欧州複合モード燃費は、33.3km/リットル、CO2排出量は69g/kmと公表されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. SUBARU公認の結婚指輪、ペアのリングから六連星が浮かび上がる…12月24日発売
  2. 日産『ティアナ』新型、HUAWEIの最新コックピット搭載で約310万円から…広州モーターショー2025
  3. 550馬力のマッスルカー『チャージャー スキャットパック』、4ドアの米国受注開始…6万ドル以下で最強のセダンに
  4. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  5. 日産版の三菱アウトランダー!? 北米発表に「まんまやんけ!!」「かっこよ!」など日本のファンからも反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る