三菱電機がタイ技能開発局にPLC寄贈、シーケンス技能検定のタイ導入で支援も

エマージング・マーケット 東南アジア
ナコーン・シラパアーチャー技能開発局局長(中央から左1人目)、ソムチン・三菱電機オートメーションタイランド(中央から右1人目)
ナコーン・シラパアーチャー技能開発局局長(中央から左1人目)、ソムチン・三菱電機オートメーションタイランド(中央から右1人目) 全 1 枚 拡大写真

【タイ】三菱電機のタイ法人、三菱電機オートメーションタイランドがタイ労働省技能開発局(DSD)に三菱電機製の電気制御装置(PLC、シーケンサ)を寄贈した。4回目となる今年はよりハイスペックな機種のシーケンサQシリーズを寄贈、15日にDSDで式典が催された。東部ラヨン県や北部ラムプン県のDSD職業訓練センターで使用される。三菱電機オートメーションタイランドのソムチン・リーラケット副社長は、「シーケンサの寄贈を、タイの製造業の発展、国際的な競争力の促進、さらなる投資の呼び込みにつなげたい」と抱負を述べた。

 三菱電機オートメーションタイランドはまた、FA事業を通じてタイの経済発展に寄与するため、日本がODA事業の一環として実施している技能評価システム移転促進事業に協力。中央職業能力開発協会(JAVADA)が進めているシーケンス技能検定の導入では、今年1月にタイでのトライアル試験を成功させている。実現に向けて今後、ハードおよびソフトの両面で協力していきたいとしている。

写真:ナコーン・シラパアーチャー技能開発局局長(中央から左1人目)、ソムチン・三菱電機オートメーションタイランド(中央から右1人目)

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
  4. 「小さなハヤブサ」と「小さなYZF-R1」が宿っている…同じ250ccスポーツでも全く違う!? スズキ『GSX250R』とヤマハ『YZF-R25』を乗り比べてみた
  5. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  6. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  7. 17年落ちクロスロードが“現代車”に化けた! 1年試して効いたアフターパーツ3選
  8. フィアット デュカトのキャンピングカー「ダヴィンチ」、トイファクトリー30周年記念車は30台限り…1562万円から
  9. 【ヤマハ YZF-R25 試乗】街では優しく、峠では刺激的。熟成された250ccスポーツの「二面性」…伊丹孝裕
  10. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る