JB-星高速輸送システム推進で合意 馬・星両国、第1期では路線や駅を決定

エマージング・マーケット 東南アジア

ジョホールバル(JB)とシンガポールをつなぐ高速輸送システム(RTS)計画の実施について、マレーシア・シンガポール両国政府が計画を推進することで合意に至った。

アニファ・アマン外務相によると、両国は1年をかけて計画を練ってきた。第1期開発では路線や駅に関する計画が進められる。地下トンネルで両国を繋ぐ案や橋を建設する案が出ているという。

シンガポールでは、大量高速輸送(MRT)のトムソン線を2019年以降順次開業することが明らかになっている。全長は30キロメートルで、JBに近いウッドランズ地区からマリーナ・ベイ地区までを繋ぐ予定。全線地下を通る構造で、1日の利用客数は40万人となることが見込まれている。

ナジブ・ラザク首相は2月18日、シンガポールを訪問し両国間の関係の新たな幕開けを記念するイベントに参加した。両国の投資会社カザナ・ナショナルとテマセク・ホールディングスはジョホール州南部開発計画「イスカンダル・マレーシア」において合弁を組み、メディニ・ノース地区でウェルネス・タウンシップ開発を行う計画で、今後二国間の経済的連携が深まることに繋がると期待されている。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  4. 日産、新型SUV『カイト』予告…ブラジルで生産し世界20か国以上に輸出へ
  5. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
  6. スズキ『エブリイJリミテッド』に対応、軽キャンピングカーキット発売…ブレイズ
  7. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  8. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
  9. スクーターに求めるのは日常か、非日常か? “個性つよつよ”な2台、ヤマハ『NMAX155』とホンダ『ADV160』を徹底比較!
  10. メルセデスベンツ『GLC』新型、高性能AMG版、驚愕の939馬力を発揮する可能性!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る