ボルボカーズ、中国吉利と次世代プラットホーム共同開発へ

自動車 ビジネス 企業動向
ボルボ V40
ボルボ V40 全 6 枚 拡大写真

2010年に米国の自動車大手、フォードモーターから中国の浙江吉利控股集団(以下、吉利)に親会社が変わったボルボカーズ。同社が吉利と、新たなプラットホーム(車台)の共同開発に乗り出すことが分かった。

【画像全6枚】

これは2月20日、ボルボカーズと吉利が共同で、スウェーデン・ヨーテボリに、研究開発センターを設立すると発表したのに合わせて明らかにされたもの。ボルボカーズと吉利は、Cセグメントサイズの新型プラットホームを共同開発する。

このCセグメントの新型プラットホームは、スウェーデン・ヨーテボリに建設される新しい研究開発センターの主要プロジェクトのひとつ。将来、ボルボカーズと吉利のジーリーブランド車が、この車台を共有する。

現時点では、この新型プラットホームが、両社のどのCセグメント車に採用されるのかは公表されていない。ボルボカーズと吉利が車台を共用することにより、開発コストを抑える狙いがある。

ボルボカーズのピーター・メンテンス研究開発担当副社長は、「吉利をパートナーに、次世代Cセグメント車の開発を行うことが約束された」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. マツダ、クーペコンセプトと新型『CX-5』初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
  5. ホンダ『CR-V』にハイブリッド、日本発売に先駆けプロトタイプ公開へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る