アメリカ海軍、艦船消火システム(SCBA)向けの機能維持メインテナンスを新採用

船舶 行政
ノーフォーク海軍造船所
ノーフォーク海軍造船所 全 2 枚 拡大写真

米国の海軍海上システム司令部(NAVSEA)は2月21日、ノーフォーク海軍造船所で製造される艦船において、自給式呼吸器(SCBA)消火システムを使用可能な状態に保つための、新たなメインテナンス手法を採用することを発表した。

新しい機能は、艦船の乗組員が火災や有害ガス漏れなどの事故が起こった際、SCBA消火システムにより迅速な消火・救援活動を行うためのツールを常に維持して使用可能な状態を保つためのものだ。

新たに採用されたシステムでは、NSSA(ノーフォーク艦船援助活動)によって公認された技術者が現場にて消化システムや重要なミッションに関する器具の修理を即座に行い、さらに予備のシリンダーやパックの在庫が保たれることで数日内に修理を済まされた部品が船に送り返されることになる。

これまではこうした修理が必要なケースが起こった場合、船から外された装置を送り、診断テストの結果を得るのに少なくとも2週間から3週間を要したが、今回の処置によってその時間が大幅に短縮されるという。

《河村兵衛》

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