【MWC 2013】Firefox OS搭載のスマホが登場

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「ONE TOUCH FIRE」
「ONE TOUCH FIRE」 全 4 枚 拡大写真

 MWC 2013開幕前日の24日夜(現地時間)に行われたプレイベント「mobilefocus global」において、Alcatel (TCL)は、同社のスマートフォン、「ONE TOUCH」シリーズの新型モデルとして、Mozilla Firefox OSを搭載した世界初のスマートフォン「ONE TOUCH FIRE」の展示・デモを行っていた。

 Firefox OS搭載のスマホは、オープンなWeb標準技術に基づいて開発され、すべての機能をHTML5アプリケーションとして開発できる柔軟性が特徴。

 会場のデモ機では、トップ画面に、通話、メッセージ、ブラウザ、SNSへのコンタクトといった4つのキーアプリが配置されていた。ブースの説明担当員によれば、レイヤ構成のユーザーインターフェイスは、スマートフォンの操作に慣れない初心者ユーザーやフィーチャーフォンユーザーにとって、使いやすいものになるはずで、初心者にこそ使ってほしいとした。

 本体サイズは115×62.3×12.2mmとコンパクトなサイズ。ディスプレイは3.5インチのHVGA液晶、CPUは1GHzのシングルコア、RAMは256MB。32GBまでに対応したMicro SDスロットが搭載されている。まずは中南米とヨーロッパの市場に投入される予定だ。各国でどの通信キャリアになるかも未定だという。

 日本での発売についても、いくつかの通信キャリアが興味を持っているとのことだが、具体的な話はまだないとした。ただし、同日に行われたMozillaのプレスカンファレンスで発表されたところによると、KDDIが1、2年以内にFirefox OS搭載端末を日本で発表するとされている。Firefox OSスマホに関しては、Alcatel(TCL)のほか、LG、ZTE、さらにファーウェイも端末の提供を行う予定となっている。

【MWC 2013 Vol.7】Firefox OS搭載スマホがお目見え!ALCATEL、「ONE TOUCH FIRE」

《中尾真二@RBB TODAY》

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