ジャパンチャージネットワークが充電器共通マップを機能強化…EVSSを含めたリアルタイム情報閲覧が可能に

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ジャパンチャージネットワーク(JCN)は、2月18日から石油元売4社(JX日鉱日石エネルギー、出光興産、コスモ石油、昭和シェル石油)が結成したEVサービスステーション・ネットワーク(EVSS)と充電器共通マップの機能強化をはかった。

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これは、充電スポットの所在地、営業時間、充電器の種類などの情報を提供する充電器共通マップに、満空情報表示、運休情報表示などを加えて機能強化をしたもの。今回の機能強化によりJCN・EVSS合わせて50台超の急速充電器のリアルタイム情報が確認でき、各社会員およびEVユーザーの利便性をさらに向上させるのが狙いだ。

満空情報はマップ上のアイコンで「空き」、「空き無し」などの充電器のステータスを表示。ユーザーが、利用できる充電器を視覚的に見つけられるようにした。また運休情報は、充電器共通マップのトップページに、メンテナンスなどによる運休情報を表示。ユーザーが、予め充電スポットの運休情報を認知できるよう支援する。

これからのさらなる強化について、中島建・技術部係長は「今どこで充電すればいいのかをよりわかりやすくするために、フォロワーメールの形をとるとか、充電終了時間の目安を表示するなどが考えられる。また、設置先の直接的なメリットにつながるようなサービス紹介機能なども考慮したい」と言う。

現在、充電器のサービスステーションを展開しているのは、ジャパンチャージネットワークとEVサービスステーション・ネットワーク、これにトヨタ自動車やホンダ、三菱自動車などが出資して設立した充電網整備推進機構もすでに急速充電サービスを実施している。しかし会員費などの料金体系は3社バラバラ。EVユーザーのさらなる利便性向上に向けて、廣田健・経営企画部部長は「オールジャパンの観点から、将来的には3社すべての充電器を使えるような仕組みを作りたい」と話す。

充電器共通マップは、PC、スマートフォン、従来型携帯電話のいずれでも閲覧可能。

《嶽宮 三郎》

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