【ジュネーブモーターショー13】シトロエン C3 、大幅改良…表情一新

自動車 ニューモデル モーターショー
シトロエン C3の大幅改良モデル
シトロエン C3の大幅改良モデル 全 8 枚 拡大写真

フランスの自動車大手、シトロエンは2月22日、スイスで3月に開催されるジュネーブモーターショー13において、『C3』の大幅改良モデルを初公開すると発表した。

現行シトロエンC3は2世代目モデルで、2009年秋のフランクフルトモーターショー09で発表。個性的で高いクオリティを発揮する内外装、クラス最大級の室内空間、環境性能の高いエンジンなど、欧州Bセグメントで最高の商品力を備える5ドアハッチバックとして開発された。

現行C3のハイライトといえるのが、巨大なフロントウィンドウ。「Zenith」(天頂)と名づけられたウインドスクリーンは、ルーフ部分にまでフロントガラスが回りこんでいるのが特徴で、パノラマルーフに迫る抜群の開放感を実現する。シトロエンによると、前席からの視界は最大で80度拡大。もちろん、太陽光や紫外線対策も入念に施されており、窓面積が増えることに起因するロードノイズなどのNVH対策にも、徹底的に取り組んでいる。

室内は大人4名がくつろげる広さを確保。ツートンの「サーモコート」を施したダッシュボード、サテングレーまたは光沢アルミのトリムパネルが高い質感を演出する。トランク容量は300リットル(VDA計測値)と十分で、コンソール、グローブボックス、センターアームレストなどには、収納スペースが豊富に設けられた。

シトロエンは今回、ジュネーブモーターショー13において、現行C3のデビュー以来、初の大幅改良モデルを初公開。前後バンパーやヘッドライト、テールライトなどを変更して、新鮮さを醸し出す。フロントバンパーに、LEDデイタイムランニングライトが配されたのも特徴。フロントグリルは新世代シトロエンのデザインに改められた。

インテリアは、色使いの変更やクローム部分の採用拡大により、クオリティを向上。欧州向けの搭載エンジンは複数が用意されるが、中でも「ピュアテック」と呼ばれる3気筒ガソリンエンジンは、パワーを15%高めつつ、燃費を25%改善している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る