BASF、バッテリー材料研究所を新設へ…電解液と電極材料に注力

自動車 ビジネス 国内マーケット
BASFジャパン代表取締役社長ヨルグ-クリスチャン・シュテック氏
BASFジャパン代表取締役社長ヨルグ-クリスチャン・シュテック氏 全 2 枚 拡大写真

独化学メーカーのBASFおよびその日本法人BASFジャパンは2月27日、兵庫県尼崎市の尼崎研究開発センターを拡張し、バッテリー材料に特化した「尼崎研究開発センター バッテリー材料研究所」を新設すると発表した。

【画像全2枚】

同社は、電気自動車(EV)などにも採用されている、高性能バッテリー用電極材料や電解液の研究開発も行なっており、新たに建設される研究所では、同社のグローバル研究開発ネットワークの一部として、それらの研究に重点的に取り組む。

BASFジャパン代表取締役社長のヨルグ-クリスチャン・シュテック氏は「日本は未だにアジアをリードする存在。新たな研究施設の開設するにあたってこれ以上の場所はない」と述べた。

同研究所は、第1段階として、4月にバッテリー材料に特化した研究者が業務を開始、その後2013年内を目標に現在の研究開発センターを約600平方メートル拡張し、本格的な稼働を開始する。総投資額は数億円規模に上る見込み。

《瓜生洋明》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  2. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
  3. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  4. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
  5. 三菱『デリカD:5』18年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る