【ジュネーブモーターショー13】マセラティ、グラントゥーリズモMCストラダーレを改良…460psにパワーアップ

自動車 ニューモデル モーターショー
マセラティ グラントゥーリズモMCストラダーレの改良モデル
マセラティ グラントゥーリズモMCストラダーレの改良モデル 全 2 枚 拡大写真

イタリアの高級スポーツカーメーカーのマセラティは2月27日、スイスで3月5日に開幕するジュネーブモーターショー13において、『グラントゥーリズモMCストラダーレ』の改良モデルを初公開すると発表した。

画像:マセラティ グラントゥーリズモMCストラダーレの改良モデル

グラントゥーリズモMCストラダーレは2010年9月、パリモーターショー10でデビュー。『グラントゥーリズモS』をベースに、ワンメークレース参戦マシンの『トロフェオ・グラントゥーリズモMC』のノウハウをフィードバックして完成した最強のマセラティである。

ベース車両に対して、軽量化やエアロダイナミクス性能の向上を実施。4.7リットルV型8気筒ガソリンエンジンは、最大出力が10ps高められ、450psを発生する。この結果、0-100km/h加速4.6秒、最高速301km/hのパフォーマンスを実現。もちろん、サスペンションやブレーキは強化され、ハンドリング性能も引き上げられている。

今回マセラティは、ジュネーブモーターショー13で、グラントゥーリズモMCストラダーレの改良モデルを発表すると宣言。そのハイライトは、エンジンのパワーアップだ。4.7リットルV型8気筒ガソリンユニットは、最大出力が10ps引き上げられ、460psを引き出す。『グラントゥーリズモ スポーツ』と同じエンジンを得たわけだ。

トランスミッションは6速の「MCレースシフト」。グラントゥーリズモMCストラダーレの改良モデルは、最高速が302km/hに向上している。

外観は、カーボンファイバー製ボンネットや20インチアルミホイールを新デザインに変更。インテリアは従来、米国仕様を除いて2シーターだった。今回の改良を機に、後席を追加して4シーターとしているのが目を引く。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  2. 日産が北米初のPHEV『ローグ』発表、三菱『アウトランダー』のOEMに…ロサンゼルスモーターショー2025
  3. トヨタ『ハイラックス』新型に“GRスポーツ”が来るぞ! オフロード性能を強化へ
  4. ポルシェ『カイエン』新型、史上最強1156馬力のフル電動SUVに…1335万円から
  5. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る