クライスラー、米工場に投資…8速および9速AT自社生産へ

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米インディアナ州内の4工場への投資計画を発表するクライスラーグループのセルジオ・マルキオンネ会長兼CEO
米インディアナ州内の4工場への投資計画を発表するクライスラーグループのセルジオ・マルキオンネ会長兼CEO 全 1 枚 拡大写真

米国の自動車大手、クライスラーグループは2月28日、米国インディアナ州内の4工場に、合計で3億7400万ドル(約345億円)を投資すると発表した。

今回の投資は、効率に優れるオートマチックトランスミッション(AT)の生産に備えるのが目的。世界の自動車メーカーのトレンドは、ATの多段化だ。クライスラーグループは、8速および9速のATの自社生産体制を構築する。

具体的な投資先に上がっている米国インディアナ州内の4工場は、ココモのトランスミッションと鋳物の両工場、インディアナ第1トランスミッション工場、ティプトンのトランスミッション工場。

今回の投資に関連して、インディアナ州では最大で1250名の雇用が創出される予定だ。

クライスラーグループのセルジオ・マルキオンネ会長兼CEOは、「我々のパワートレインチームは、他とは違う方法で期待を超える能力を示す」とコメントしている。

《森脇稔》

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