【ジュネーブモーターショー13】アウディ A3スポーツバック 新型にCNG車… gトロン登場

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アウディ A3スポーツバック gトロン
アウディ A3スポーツバック gトロン 全 6 枚 拡大写真

アウディは3月2日、『A3スポーツバック gトロン』の概要を明らかにした。実車は3月5日、スイスで開幕するジュネーブモーターショー13で初公開される。

車名の「gトロン」とは、次世代の天然ガス(CNG)車を意味するネーミング。アウディのEVやプラグインハイブリッド車(PHV)には、「eトロン」という呼称が与えられている。これと同じパターンのネーミング手法だ。

A3スポーツバック gトロンは、新型『A3スポーツバック』がベース。アウディは2011年から、次世代の天然ガス(CNG)車の早期市販を目指す「e-ガス」プロジェクトを推進してきた。このプロジェクトの成果を、A3スポーツバック gトロンに反映している。

パワートレインは、直噴1.4リットル直列4気筒ガソリンターボ「TFSI」エンジンが基本。シリンダーヘッドやターボチャージャー、吸排気系に専用チューニングが施される。最大出力は110ps、最大トルクは20.4kgmを引き出す。

トランク床下には、2個のCNGタンクをレイアウト。タンクはCFRP(カーボンファイバー強化樹脂)と特殊ポリマーの二層構造となっており、軽量かつ高剛性に仕上げられた。

A3スポーツバック gトロンは、0‐100km/h加速11秒、最高速190km/hと実用的な性能。まずはCNGを使って400kmを走行可能。CNGがなくなれば、ガソリンエンジンに切り替え。アウディによると、航続距離は900km延び、トータルで最大1300kmを走行できるという。CO2排出量は30g/kmと、優れた環境性能も実現している。

《森脇稔》

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