ピレリ供給契約延長交渉が難航?

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2013年のプレシーズンテスト
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ピレリモータースポーツのポール・ヘンベリーは、F1タイヤ供給契約延長の交渉期限が迫っていると警告する。従来ピレリ側は、2013年シーズン末の契約期限後も延長の意思はあるが、商業的に合理的な条件は必須だと表明してきた。ピレリとF1側の話し合いは続いているが、決定の遅れをピレリは歓迎できないということだ。

「時間が経てば経つほど交渉は難しくなるでしょう。ピレリは自動車産業の一員であり、おそらく新聞に目を通している方ならご存知だと思いますが、欧州における自動車業界の業績は悪化しています。ピレリもその影響を受けないわけがなく、契約問題が長引けば経営レベルから懐疑的な反応が返ってくる可能性が高まるでしょう」

「ピレリのF1活動は、その経済的合理性を常に問われています。続けたいとは願っていますが、いかなるコストも度外視するというわけではないのです。ピレリはF1に付加価値で貢献することはできますが、それ以上の負担は株主に対して説明ができません」

「これ以上時間が浪費されると、おそらく(株主の中の)大企業が翻意する可能性があります。そうなって欲しくはないと私は願っています。今現在の時点では問題にはなっていませんが、秒読み段階にあると言えるでしょう。状況は日々悪い方向に傾いています」

《編集部》

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