ヤマト運輸芦原執行役員、日野・トヨタのEVは市街地の「チーム集配」実証に

エコカー EV
ヤマト運輸、日野、トヨタによるEVトラックの実証車両
ヤマト運輸、日野、トヨタによるEVトラックの実証車両 全 4 枚 拡大写真

ヤマト運輸と日野自動車およびトヨタ自動車は3月1日に東京で共同記者会見を開き、3月中旬から宅配便での実証を行う1トン積みの超低床EV(電動)トラックを公開した。

日野が開発したEVトラックをベースに、3社が共同で仕様を企画した。運用するのは2台で、日野およびトヨタブランド各1台。ヤマトは「クール宅急便」用の車両として東京の板橋区と町田市の営業所で約1年間の実証に取り組む。

このEVトラックは、前輪駆動方式としたため、荷室の床の地上高を440mmと、既存のディーゼル車のほぼ半分に抑えたのが特徴。会見したヤマトの芦原隆執行役員は「作業スピードのアップや女性スタッフの負荷軽減が期待できる。とくに市街部で数人によって行なっている『チーム集配』での効果を検証したい」と語った。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. スズキの人気トールワゴン『ソリオ』開発責任者が語る、「顔だけじゃない」マイナーチェンジの真価
  3. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  5. 狭い道! 制限1.7mでコンクリートブロック付き、道幅は5mあるけど?…東京都板橋区
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る