スウェーデンのボルボカーズが3月5日、スイスで開幕するジュネーブモーターショー13でワールドプレミアする『S60』、『V60』、『XC60』の大幅改良モデル。この最新「60シリーズ」の映像が、ネット上で公開されている。
ボルボカーズが60シリーズに大幅改良を施すのは、現行型のデビュー以来、初めて。その内容は、内外装のリファインが中心だ。
外観は、新デザインのヘッドランプやバンパー、フロントグリルを採用。フロントグリルは、開口部をワイド化。ヘッドランプは、2灯デザインに改めた。LEDを使ったテールランプやエグゾーストパイプ、アルミホイールのデザインも新しい。
室内には新デザインのスポーツシートを用意し、サポート性や快適性や高める。内装色は変更され、新しいウッドパネルや「Sensus Connected Touch」と呼ばれる車載コネクティビリティも導入。また、新型『V40』のアダプティブデジタルディスプレイも、60シリーズに拡大採用した。
欧州向けのエンジンは、ガソリンとディーゼルの複数を設定。中でも、「D2」と呼ばれる1.6リットル直列4気筒ターボディーゼルは、S60の場合、欧州複合モード燃費25km/リットル、CO2排出量106g/kmという優れた環境性能を実現する。
商品力を増したボルボカーズの主力車種、60シリーズ3兄弟の映像は、動画共有サイト経由で見ることができる。
